ジムニーのシフトレバーのプラプラを直してみる
シフトレバーがフラフラしていてシフトしにくいとかふらついているせいでカタカタ
音がするなど症状がある車(SJ30〜JA11など)を簡単な作業範囲で直してみようと
いうご紹介です。
まずフロアカーペットをはがしてシフトブーツを止めている4本のボルトを外します。
(画像はJA11)
ブーツを捲り上げると3本のボルトが見えます、これを外すとシフトレバーが
外せます。
抜いたレバーのピポット部分を点検します、SJ30などではピポット部分の縦溝
が広がって節度感を失っている物もあります。
ピポット部分のミッション側も点検します。SJ30などでは縦溝のガイドとなる
ボルトが折損しているケースが多くあります(JA71以降ではボルトが太くされ
折れるケースはほとんどありません)
JA71,11などでここまでが正常でなおかつレバーのフラフラがある場合は
画像右に見えているキャップボルト内にあるテンションスプリングが折れている
ケースが多いのでキャップボルトを外して見ます。
この車両では画像のようにスブリングが3分割となっていました。下の
スプリングは新品の正常な物です。
キャップポルトに新品のスプリングを入れて組みつけます。
キャップボルト(テンションスプリング)はシフトレバーのセンターを出すため
左右にあります。今回は右側のスプリングを交換して改善しましたが
左側というケースも考えられます。この場合はミッションを降ろすかミッション
のリアケースのみ取り外す作業が必要となります(工具が入らなく困難な為)
右側のスブリング交換だけでしたら簡単な作業なので是非お試しください。
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